
2013年6月入社
税務アドバイザー / マネージャー
福地 靖夫
出身は鹿児島県鹿児島市です。小学校はソフトボール少年団、中学校・高校は野球部に所属し、白球を追う日々を過ごしていました。 大学では心理学を専攻しましたが、大学のシラバスを眺めていたところ日商簿記を取得すると単位が認定されるシステムがあることを知り、簿記の勉強を始めました。3級・2級と順当に合格し、簿記に興味を持つようになったので、その先にある資格として税理士を志すようになりました。 大学卒業後はアルバイトをしながら税理士試験に挑み続けることに。。 数年かかってようやく3科目を合格したところで、当社へ入社しました。その後、大学院で論文を執筆し、2021年に税理士登録に至りました。

Q1
現在の仕事内容について
現在はマネージャーとして2つのチームをマネジメントしています。各チームは、チームリーダーのもと、4-5名の人員で構成され、目標の共有と進捗管理を行っています。その中で、業務を遂行する上で問題が生じた際に、迅速にサポートする役割を担っています。
一方で、いち税務会計担当として、法人・個人の顧問先の担当を持っており、会計ソフトへの入力や税務申告書の作成などの日常的な業務のほか、資金繰りのシミュレーション、事業承継のコンサルティング、経営支援など多岐に渡る業務を任されています。
これからも日々の研鑽を重ね、税務知識とスキルの向上を図って、専門性をより高めることでクライアントに貢献していきたいと思っています。
Q2
マネージャーとして大切にしていること
マネージャーとして大切にしていることは『チームの成長と成功をサポートすること』です。そのためには、オープンなコミュニケーションを重視して、チームのメンバーが自由に意見を述べられる環境が必要であると考えます。また、明確な目標設定と役割分担を行って、全員が目指すべき方向性を理解することも必要です。
一方で、何か問題が起きたときには多角的な目線で物事を分析することが重要です。そのためにも、固定概念に縛られることなく常にフラットに考え客観的に状況を判断することを意識しています。
そうすることで、チームのモチベーションが維持され、問題が起きても迅速に対処でき、チーム全体の効率を高められると考えています。

Q3
これまでのキャリアとターニングポイント
税理士試験3科目合格後に当社へ入社したのですが、代表の篠原や先輩の働きぶりとお客様への対応を見るにつれ、次第に自分の実力不足を感じるようになりました。散々悩んだ末、さらなるスキルアップと税理士登録を目指し、上京して大学院へ通うことにしたのですが、この決断が大きなターニングポイントになったと思っています。
東京で勤めた2つの会計事務所は顧客層が対照的で様々な経験を積むことができました。また、大学院では税法を学び、法律の観点から税理士の業務について見つめ直すことができました。当社へ戻り税理士登録をした現在も、他の事務所で勤めた経験と大学院で学んだ知識は自分の礎となっています。
Q4
当社の組織文化
当社は、オープンなコミュニケーションとチームワークを重視しています。そのために、スタッフ全員が自由に意見を言える環境を整え、お互いを尊重し助け合える関係を目指しています。
一方で、挑戦することを奨励しているので、失敗を恐れず新しいことにチャレンジすることが可能です。自分がやってみたい企画やプロジェクトを担う機会が多くあります。
また、当社で働いているメンバーは年齢や経歴が様々なため、多様性を認めるという雰囲気があります。
このような風土の中で、自分の業務に対して主体的に取り組む自主性や固定観念にとらわれず新しい方法を取り入れる柔軟性が育まれ、自分で考え行動するという組織文化が根付いています。

Q5
仕事のやりがい
税理士のやりがいのひとつに、『お客様からの信頼と感謝を得られること』が挙げられます。専門的な知識を駆使して税務問題を解決することでお客様から信頼してもらえるようになり、お客様の目標達成に貢献することで感謝していただけることもあります。このことは仕事をする上での大きな喜びです。
また、日々の業務を通じて『自己成長を実感できること』もやりがいのひとつです。毎年、税法の改正があるため継続的な学習が求められますが、これにより税務知識が深まり自身のスキルアップに繋がります。さらに、多岐に渡る業務をこなすことで問題解決能力や分析力が向上することとなり、自分の成長を実感することができます。
Q6
税理士として、税理士を目指すきっかけ
初めて『税理士』という職業を意識したのは18歳のころに父から勧められた時でした。仕事柄、父は税理士と接することがあり、税理士を勧めたくれたのだと思いますが、当時の自分はどのような仕事か全くイメージ出来ず、明確な目標とはなりませんでした。しかし、大学で簿記を勉強したところ、思いのほか楽しかったため、資格としての税理士を目指すことになりました。その後、当社へ入社し税理士登録に至りました。
税理士を志した当初は、経済動向に左右されにくく安定している職業ということに魅力を感じていました。実際に働くようになると、日々の自己研鑽を重ねクライアントの信頼に応えられることに喜びを感じています。

Q7
将来チャレンジしたいこと・Vision
かつての税理士事務所は、会計処理をマンパワーで乗り切る場面が多く、お客様にも資料作成や資料整理などの負担を強いてしまうことがありました。今後は、デジタル技術を駆使して税理士事務所とお客様の双方にとって負担の少ない効率的な会計処理を実現したいと考えています。
次に、個人としてチャレンジしたいことですが、これまでは法人・個人を問わず事業者との関りが強かったため、法人税・所得税については勉強する機会が多かったのですが、税理士会の無料相談で個人の方からの相談を受けてみると、贈与税や相続税などの個人に関する相談がとても多く、今後は個人の方からの相談にも対応できるようになりたいと思っています。
Q8
カスタマーサクセスを実現する
経営のパートナーとして・・・
『カスタマーサクセスを実現する』には、お客様のニーズを深く理解し、課題を把握することが重要です。そのためには、お客様とのコミュニケーションを密にすることが必要となります。他愛もない雑談の中にも経営に関する課題や問題の解決につながるヒントが隠れていることがあります。
また、経営課題をいち早く発見し、迅速かつ効果的に解決することが『経営のパートナー』として非常に重要な役割となります。お客様から定期的に会計資料をお預かりし、月次の報告や決算報告・税務申告をすることは税理士事務所でなければできない役回りです。その役割りを通して、お客様の成功に寄与することが弊社が掲げる大きな目標です。
オープンなコミュニケーションと
チームワークを重視